ハイビジョンの4倍の圧倒的な映像

銀座ソニービルに4K映像の体験施設がオープン

2007/03/06

 東京・銀座にあるソニーのショールーム、ソニービル8階のイベントホールがリニューアルし、3月7日にオープンする。新たにオープンする「OPUS」(オーパス)は、最新の映像・音響技術が体験できる施設。広さ200平米の楕円形の空間に約100席分のベンチを用意。ソニーグループが持つ映画や音楽、ゲームなどのコンテンツのトレーラームービーを放映する。利用は無料で、営業は朝11時から夜7時まで。

sony01.jpg 東京・銀座にあるソニービル。外国人観光客を含め、年間500万人が訪れるという
sony02.jpg OPUSのホールルーム。200インチの4Kプロジェクタと7.1チャンネルサラウンドシステムを備える
sony03.jpg エントランスにはインターネットコーナーを用意。無償で利用できる

 ホールにはデジタルプロジェクタとしては現在最高の約800万画素の解像度を持つリアプロジェクションタイプの「SRX-R110」を設置。200インチの画面に4096×2160ドットと、1080iのハイビジョン映像の約4倍の「4K」規格の映像を楽しめる。また、音響設備として7.1チャンネルサラウンドを採用。壁面は吸音パネル120枚と反射パネル20枚をミックスした構成で、音場として適さない楕円形の弱点を克服したという。

 プレオープンイベントでソロギターの生演奏を披露したジャズギタリストの小沼ようすけ氏は、「静かで音が良く、気持ちいいですね。マイクとスピーカーを使わずに本当の生で演奏しても、十分に観客に音が届く。映像設備もあるので、映像とのコラボレーションもしてみたいです」と感想を述べた。

sony04.jpg プレオープンイベントで演奏する小沼ようすけ氏。“ハーモニックス”と呼ばれる人間の声でいえば裏声のような奏法では音量が小さくなりがちだが、「ハーモニックスを多用した演奏も全然オーケー」とか

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(@IT 西村賢)

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