性能変わらず低消費電力に
消費電力が1年半で10分の1、インテルがクアッドコア新製品
2007/03/13
インテルは3月13日、50ワットで動作するサーバ向けの新しいプロセッサ「クアッドコア インテル Xeon プロセッサー L5320」と同「L5310」を出荷開始したと発表した。コア当たりの消費電力は12.5ワットで、インテルは「わずか1年半の間に、10倍に近いコア当たりの消費電力の削減(編集部注:電力効率の向上)を実現した」としている。

インテルは2006年の11月以来、サーバ、ワークステーション、デスクトップPC向けのクアッドコア・プロセッサを11製品、市場に投入してきた。今回投入した「L5320」「L5310」は、既存のサーバ向けクアッドコアプロセッサと比較して性能を下げることなく、35%から60%近くの消費電力の削減を実現しているという。
L5320の動作周波数は1.86GHz、L5310は1.60GHz。8MBのL2キャッシュを搭載し、フロントサイドバスのクロック周波数は1066MHz。1000個受注時の1個当たりの価格は、L5320が6万2300円、L5310が5万4600円。
国内ではデルや日本IBM、NEC、日本ヒューレット・パッカード、富士通が同プロセッサを搭載したサーバの製品化を計画している。
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