アクセス速度、耐久性、消費電力でHDDより優れる

米サンディスク、32GBの2.5インチSSDを出荷開始

2007/03/14

sandisk01.jpg

 米サンディスクは3月13日(現地時間)、容量32GBの2.5インチSSD(Solid State Disk)をハードウェアメーカー向けに出荷開始したと発表した。インターフェイスはシリアルATAのみサポート。同社は1月に1.8インチSSDを出荷している。ノートPCの大半は2.5インチハードディスクを搭載しており、新SSDでハードディスクの置き換えを狙う。

 新SSDのMTBF(平均故障間隔)は200万時間、読み出しレートは67Mbps。データ処理回数は512バイト転送で7000IOPS(inputs/outputs per second)の高速性を実現。Windows Vista Enterpriseの起動を最短30秒で終了するという。平均0.11ミリ秒でファイルにアクセス可能。ハードディスク搭載のノートパソコンの場合、起動に平均48秒、ファイルアクセスに平均17ミリ秒かかるとされる。稼働中の消費電力は0.9ワットで、ハードディスクの約半分。

 2.5インチSSDの価格は、ボリューム価格の場合1台350ドルとなる。

(ITmedia)

情報をお寄せください:



@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)