携帯電話支給、基本料金無料も
5人目出産で500万円、ソフトバンクが育児支援を大幅拡充
2007/03/27
ソフトバンクとグループ3社は3月27日、新たな育児支援制度を4月1日に導入すると発表した。正社員を対象にした出産祝い金を大幅に増額し、第5子以降の出産には500万円を支給する。
新しい育児支援策を導入したのはソフトバンクと、100%子会社のソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの4社。
出産祝い金は勤続年数1年以上の正社員が対象で、夫か妻のどちらかが4社の正社員なら支給する。支給額は第1子が5万円、第2子が10万円。ここまではほかの企業とほぼ同様だが、第3子で100万円、第4子には300万円、第5子以降の出産では500万円を支給するなど“超太っ腹”だ。
ソフトバンクによると4社の正社員は合計で1万2000人。うち、子供を3人持つ正社員は360人、子供4人は別に53人、子供5人も5人いるという。
これまでは勤続年数や子供の数によって3000〜1万5000円を支給してきた。勤続年数1年未満の正社員には一律で2万円を支給する。
また、勤続年数1年以上の正社員の子供が小学校に入学する際、ソフトバンクモバイルの子供向け携帯電話「コドモバイル」の端末を無償で配布し、親が在籍している間は基本料金を無料にする。育児休業、短時間勤務制度も拡充する。
ソフトバンク 代表取締役社長の孫正義氏(中央)
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