不可視タイマー機能付き
紛失、盗難PCのデータを遠隔で消去――その仕組みは
2007/04/13
トリスターは4月13日、盗難、紛失で手元を離れたPCのデータを遠隔操作で消去するソフトウェア「TRUST DELETE Vista対応版」を4月20日に発売すると発表した。インターネット経由でデータ消去の指令を送るが、PCがネットに接続されない場合でもデータを見えなくする機能がある。
TRUST DELETEはPC内の個人情報や重要情報を消去対象データとしてあらかじめ設定。紛失、盗難に遭った場合は、別のPCのWebブラウザからTRUST DELETEの管理サーバに指令を送る。紛失、盗難されたPCがインターネットに接続した際、TRUST DELETEがこの指令を受け取ってデータを消去する。
消去には、高速で消去するが、復元ソフトウェアを使えば復元できる「パフォーマンス優先モード」と、時間はかかるが復元できない「セキュリティ優先モード」の2つがある。
TRUST DELETEにはPCが一定時間ネットに接続しなかった場合に、消去対象データをユーザーから見えなくする「不可視タイマー機能」がある。紛失、盗難されたPCがネットに接続されず、データ消去の指令を受信できない場合でも、データ流出のリスクを減らせる。PCがネットに接続されていない場合には、ネット接続を促すダミーメッセージを表示する。
価格は6279円。Windows Vistaのほか、XP、2000に対応する。1年以降の利用には更新料が必要。
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