ピクセラが試作品発表
「地デジ難民」を救うか、手のひらサイズの地デジアダプタを開発
2007/04/27
ピクセラは既存のアナログテレビに接続することで、地上デジタルテレビが視聴できるようになる手のひらサイズの地上デジタル放送受信アダプタを開発したと発表した。現在のアナログ放送は2011年に停波することが決まっていて、テレビが見られなくなる「地デジ難民」を心配する声がある。リビングルームのテレビは地上デジタルテレビに買い換えても、寝室や子供部屋のテレビまで買い換えることができるのか――ピクセラはこのような「セカンドテレビ」でのアダプタの需要を期待している。
ピクセラが開発した地上デジタル放送受信アダプタ
地デジアダプタは基板サイズが90ミリ×112ミリ。ピクセラのグループ会社であるRfStreamが開発した地上デジタルテレビ対応のシリコンチューナーを採用し、従来製品と比べて大幅な小型化を実現した。待機時の消費電力は0.5ワット以下。
ARIB規格に準拠した設計で、地上デジタルテレビの映像、音声の出力と字幕表示に対応する。B-CASカードリーダーも備えている。ピクセラは開発した地デジアダプタの製品化を進めていて、自社ブランドでの製品化と、メーカーへのOEM供給を今後行う。
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