プログラマブルLSIの最新動向

レガシーI/Oと最新の高速シリアルI/Oを接続するには?

2007/05/08

 “現在稼動中の産業用制御装置はレガシーなPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)でデザインされている。既存のデザインに高速シリアル・インターフェイス(I/O規格)を追加するにはどうすればいいのか……”

日本アルテラ写真 日本アルテラ マーケティング・ディレクター 堀内伸郎氏

 日本アルテラ マーケティング・ディレクター 堀内伸郎氏によると、同社の顧客が求める要件としてレガシーなインターフェイスと最新の高速シリアル・インターフェイスを“ブリッジ”するプログラム可能なLSI(FPGA:Field Programmable Gate Array)が求められているという。

 現在、高速シリアル・インターフェイスとして標準的なポジションにあるのは、PCI Expressやギガビット・イーサネット、Serial RapidIOである。これらのI/O規格はシングル・ボード・コンピュータ(あるいはPC)でも採用されており、いかにして、最新のインテルCPUやDSPとの接続を実現するかという問題ともつながる。そして、できればこのような課題を低コストで実現したい。

 これらのニーズを実現するための1つの解答が、上記の3つのI/O規格に最適化した低コストのトランシーバ内蔵FPGAということになる。

 日本アルテラは5月9日にトランシーバ内蔵FPGAの新製品を発表する予定。同社では、新製品の詳細は5月9日以降に開示するとしている。

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(@IT 谷古宇浩司)

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