NTT東西間で通話できず

ひかり電話がまたまた不通に、ソフトウェア障害か

2007/05/23

 NTT東、西日本の光IP電話サービス「ひかり電話」で障害が発生し、5月23日午前6時25分から約4時間、NTT東西間のひかり電話が通話できない状態になった。NTT東西は東西間を結ぶ中継サーバのプログラムを再インストールすることで同日午前10時6分までに復旧させた。

 ひかり電話は5月15日にもNTT東日本管内で約7時間にわたって通話ができなくなる障害が発生している(関連記事)。昨年9月にもサーバソフトウェアの不具合で約3日間ダウン。10月にはNTT西日本管内で障害が発生するなどトラブルが続いている。

 今回の障害で不通になったのは NTT東日本のひかり電話からNTT西日本管内のひかり電話、加入電話への通話と、NTT西日本のひかり電話からNTT東日本管内のひかり電話、加入電話への通話。「ひかり電話ビジネスタイプ」「ひかり電話オフィスタイプ」も障害が発生した。ひかり電話はNTT東日本で170万回線、西日本で147万回線の契約がある。

 NTT東日本は今回の障害について「ソフトウェア障害の可能性が高い」としているが詳細な原因は調査中。同日午前10時の段階でNTT東西で516件の顧客からの問い合わせがあったという。

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(@IT 垣内郁栄)

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