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アプリごとのQoSが可能

WANアプリ高速化アプライアンス、パケッティアが新製品

2007/05/24

　パケッティア ジャパンは5月24日、支店オフィス向けのアプライアンス製品「iShaper IS400」の発売を発表した。

　IS400はWAN経由で利用するWebアプリケーションなどのパフォーマンスを向上させるアプライアンス。WANを使う600以上のアプリケーション、プロトコルを検知し、リアルタイムでパフォーマンスを監視できる。特定アプリケーションのパフォーマンスを最適化することも可能。データだけでなく、音声やビデオのトラフィックも最適化し、アクセスの遅延を防ぐ。

　WANアプリケーションの高速化はWAFS機能を統合し、アプリケーション、プロトコルごとに優先順位をつけられる。トランザクション・トラフィックをリアルタイムに圧縮する手法や、データをディスクにキャッシュするする手法を使って、ネットワーク・トラフィックを削減する。

　IS400はWindows Serverベース。Windows Serverが提供するファイル、プリンタの共有やActive Directoryなども利用できる。50ユーザー以上の支社、支店で使うことを想定している。銀行や派遣会社、物流系など全国各地に支店を多く持つ企業のデータ管理をターゲットとする。

　価格は、100GBモデルで280万円。6月末に代理店経由で発売する。

（＠IT　小林由美）

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