Safariで動作か
Webアプリが標準となる「iPhone」
2007/06/12
米アップルは6月11日(米国時間)、6月29日に米国で発売するスマートフォン「iPhone」をWeb 2.0技術を使ったWebアプリケーションに対応させると発表した。アップルはセキュリティ保護を理由に、サードパーティがiPhone用のアプリケーションを開発することはできないとしてきた。Webブラウザ上で動くWebアプリケーションの開発のみを認めてセキュリティ確保とユーザーの利便性の両立を目指す。
Web 2.0技術に対応することでiPhoneが標準で搭載するアプリケーションと同様のユーザーインターフェイスや操作感を実現できるとしている。通話や電子メール送信、Google Mapsの位置表示などiPhoneの内蔵サービスもシームレスに使えるという。アップル CEOのスティーブ・ジョブズ氏は「iPhoneのセキュリティと信頼性を維持しつつ、デベロッパには全く新しいタイプのアプリケーションを開発していただくことができる」としている。
サードパーティが開発するiPhone向けのWebアプリケーションは、iPhoneに内蔵するWebブラウザの「Safari」で動作すると見られる。
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