市場は年間100%成長
10ギガビットイーサ対応のIPS発表、マカフィー
2007/06/12
マカフィーは6月12日、最大10Gbpsのスループットを持つ不正侵入防止システム(IPS)製品「IntruShield マルチギガビット Mシリーズプラットフォーム」を発表した。米マカフィーのNetwork Protection Solutions Product Management ディレクターのグレッグ・ブラウン(Greg Brown)氏は、「10ギガビットイーサの市場は年間100%で成長している」と話し、高速なネットワークに対応するセキュリティアプライアンスが求められていることを強調した。
Mシリーズはスループットが最大10Gbpsの「M-8050」と最大5Gbpsの「M-6050」で構成。10ギガビットイーサのポートを8つと、1ギガビットイーサのポートを8つ搭載する。IPv4とIPv6に対応。マカフィーのプロダクトマーケティング マネージャーの中村穣氏は「イントラ側のセキュリティが必要になってきていて、IPSも高速対応が求められる」と指摘した。10ギガビットイーサの導入が進んでいる大学や研究機関、ネット企業、データセンター企業などをターゲットにする。
価格はM-8050が約4000万円、M-6050が約3000万円の予定。7月から評価提供を始め、10月以降に出荷開始する。
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