HDDより最大23倍高速、87%の省電力、3倍の信頼性

単体でもRAID-1より高信頼、IBMがブレード用SSD発表

2007/07/31

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 日本IBMは7月31日、ブレードサーバ「IBM BladeCenter H21 XM」向けにソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を発表した。同社によれば、ブレードサーバでのSSD採用は業界初。8月15日から出荷を開始する。オンライン販売価格は容量が15.8GBのシングルタイプが7万7700円、15.8GB×2のデュアルタイプが15万5450円。フォームファクターは、いずれも2.5型スリムライン。

 SSDはアクセス速度の速いメモリータイプのストレージで、HDDに比べて最大23倍のアクセス速度を実現したほか、消費電力を87%に抑えることができたという。また、SSDはHDDの約3倍の耐故障性を持つことから、SSD単体でHDD2台で構成するRAID-1(ミラーリング)よりも高い信頼性が実現できるという。

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(@IT 西村賢)

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