インターネットで処理に参加
分散レンダリングで「関ヶ原の合戦」、デジハリとNTTデータ
2007/08/02
デジタルハリウッド大学大学院とNTTデータは8月2日、参加者のPCで分散してレンダリングを行うことで「関ヶ原の合戦」を題材にした4Kデジタルシネマ映像を作るプロジェクト「関ヶ原の合戦映像制作」を13日から開始すると発表した。4Kデジタルシネマ映像は、現行のハイビジョンの4倍の解像度を持つ次世代の高精細映像規格。コストやワークフローといった問題から、これまでのCG映像制作環境では制作が困難とされてきた。プロジェクトでは、参加者の持つPC上で処理を行うことで映像を作る。
NTTデータが運営する分散コンピューティングプロジェクト「セルコンピューティングバース」の1プロジェクトとして行う。これまで同プロジェクトではゲノム解析、CGアニメ制作、タンパク質構造解析などを行ってきた。
参加に必要なPCのスペックは、Windows XP/2000、Mac OS X、Linuxなど。実行にはJavaVM、1GBのメモリ、1GBのハードディスク空き容量が必要。
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