9月1日付人事
SAPジャパン社長に八剱洋一郎氏、エンスリン会長との二頭体制に
2007/08/23
SAPジャパンは8月23日、代表取締役上級副社長の八剱洋一郎氏が代表取締役社長に就任する9月1日付の人事を発表した。現社長のロバート・エンスリン氏は代表取締役会長兼CEOに就任。SAPは両者の二頭体制に移行する。
八剱氏は日本IBM出身で、日本AT&Tなどの社長に就任。日本テレコムの取締役 執行役副社長・営業統括本部長を経て、2005年1月から2006年10月26日までウィルコムの代表取締役社長を務めていた。2007年4月、上級副社長としてSAPジャパンに入社した。
SAPジャパンの代表取締役社長に就任する八剱洋一郎氏
独SAPの最高経営責任者代理兼グローバル・カスタマー・ソリューションズ&オペレーションズ プレジデントのレオ・アポテカー氏は「日本でのビジネスは、この2年間で目覚しい発展を遂げ、売り上げも2桁成長を遂げてきた」とエンスリン氏の実績を評価。そのうえで「グローバルな経験と日本での知識を持つ2人が協力すれば、強力な経営体制が構築できる。今後も、アジア太平洋地域における現在の好調な業績を継続し、さらには上回る成長をさせてくれると思う」と期待を示した。
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