ホテル内でも外出先でも
NEC、ペニンシュラに無線・FOMA両対応のケータイ導入
2007/08/28
NECは8月28日、東京・有楽町に9月1日に開業予定の「ザ・ペニンシュラ東京」に、SIP対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」と無線LANシステムを中核とするフルIPネットワーク基盤を構築したと発表した。無線LANアクセスポイントとして「UNIVERGE WL1500-AP」を約450台設置した。
314室ある客室全室にFOMAと無線LANの両方が使えるデュアル端末「N902iL」を導入し、顧客が館内でも館外でも電話を利用できるようにした。通話料はチェックアウト時に精算する。また、従業員も同端末を持ち、顧客はどこからでもフロントや従業員に連絡ができる体制を整えたという。
ザ・ペニンシュラホテルズは、香港・マニラ・ニューヨーク・シカゴなど世界7都市で展開する香港発の大手ホテルチェーン。今回、日本へ初進出となるが、これまでにもNECは同ホテルのPBXシステムを導入しており、既存のホテルを結ぶグローバルVoIPネットワークを構築した実績があるという。
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