グレープシティが発表

Java性能測定ツール「JProbe」に新版

2007/08/29

 グレープシティは8月29日、クエスト・ソフトウェアのJavaパフォーマンス測定ツール「JProbe 7.0J」を発売すると発表した。Javaアプリケーションの実行速度やメモリ使用量、テスト進行状況などの情報をリアルタイムで計測し、プログラム内の問題点を特定できるという。

 計測できるのはJavaアプリケーションのプログラム性能とそのボトルネック、メモリ割り当てと使用量、テストされていないコードなど。アプリケーションサーバとの統合が可能で、環境を変更せずにテストすることができる。また、分析対象はパッケージやクラス、メソッド単位で絞り込みが可能。大規模なJavaシステムであってもプログラムを限定して短期でテストできるという。

 JProbe 7.0Jは新たにJDK 5.0で導入された新プロファイリングインターフェイス「JVMTI」(Java Virtual Machine Tool Interface)に対応。計測によるアプリケーションへの負荷が低減し、実行時に近い状態でパフォーマンスの計測ができる。

 価格は特定のマシンだけで使える開発ライセンスが38万6400円(税込)。複数のマシンで使えるコンカレントライセンスが136万2900円。

java01.jpg Javaパフォーマンス測定ツール「JProbe 7.0J」

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(@IT 垣内郁栄)

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