Javaのパフォーマンス分析などピンポイントに問題を解決
コードギア、Eclipse向けプラグイン「JGear」4製品発売
2007/09/11
ボーランドの開発ツール部門であるコードギアは9月11日、オープンソースの開発プラットフォーム「Eclipse」向けのプラグインツール「JGear」(ジェイギア)のオンライン販売を開始した。JGearは、Eclipseでカバーされていない、Javaアプリケーションのパフォーマンス問題の分析、UMLによるビジュアル開発、チームコラボレーションの3つの分野について、支援機能を提供するプラグイン製品。
目的に応じた4製品を提供
「JGear Performance for Eclipse」(税別、3万6000円)はJava向けのパフォーマンスプロファイリング/デバッグツール。CPUやメモリに関連したパフォーマンス問題をビジュアルに確認できる。メモリリークの可能性のある個所を自動検出するAMLD(Automatic Memory Leak Detector)、VM内で実行されるすべてのスレッドの状態をリアルタイムに表示するThread Debuggerなどを搭載する。
「JGear LiveSource for Eclipse」(税別、3万6000円)は、RADスタイルでのJEE開発が可能な、グラフィカルEJBワークベンチとWebサービスデザイナを提供。コードとモデル図のリアルタイム同期を実現し、アーキテクチャや実装の変更に強いシステム開発が可能になるという。
「JGear Team Client for Eclipse」(税別、4万8000円)はプロジェクトチーム共通のポータルを提供するプラグイン。役割に応じたビューから、プロジェクトチームの情報をリアルタイムで共有できる。
「JGear Team Server for Eclipse」は、JBuilder 2007に搭載される統合コラボレーションポータル「TeamInsight」と同等のコラボレーションサーバ機能を提供する。複数のプロジェクト管理サーバを一元管理できる。
JGearが提供する機能は、コードギアのJava開発環境「JBuilder 2007」で提供されているもの。コードギアによれば、Eclipseベースの開発環境を利用しているJava開発者は、Javaアプリケーションのパフォーマンス問題の解決や、コードやアーキテクチャの変更による設計と実装の不一致、チーム開発での情報の共有や管理などで、いたずらに工数がかかっているといい、JGearは、そうした問題を解決する製品群となる。
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