月額1万500円でHSDPAを使い放題
ドコモがPCのデータ定額プラン発表
2007/09/13

NTTドコモは、PCと携帯電話を接続して利用するデータ通信のパケット定額プランを発表した。10月22日から「定額データプランHIGH-SPEED」と「定額データプラン64K」の2つの定額プランを提供する。
PCとの接続時にパケット料金が定額になるプランは、ウィルコムやイー・モバイル、MVNOの日本通信が提供中。携帯大手3キャリアも検討中といわれる中、まずはドコモが導入に踏み切った。
ドコモのHSDPA対応エリアは「人口カバー率で90%に達している」と、ドコモの執行役員プロダクト&サービス本部プロダクト部長の永田清人氏。HSDPA対応エリア外でも、下り最大384kbpsでの通信を利用できる点など、同じHSDPAでデータ定額を提供するイー・モバイルに比べてエリア面ではドコモが有利。ただ料金は、ドコモのほうが高めの設定となっている。
HSDPAのデータ通信は月額1万500円の定額
定額データプランHIGH-SPEEDは、受信最大3.6Mbps、送信最大384kbpsのデータ通信を定額で行える料金プラン。1カ月の利用が50万パケットまでは4200円/月で、50万パケット以上100万パケット未満の利用は、1パケットあたり0.0126円が加算される。100万パケット以上の利用は上限なしで1万500円/月の使い放題となる。
利用にあたっては、定額データプランHIGH-SPEEDは月額840円の「mopera U U定額HIGH−SPEEDプラン」か月額630円の「ビジネスmoperaインターネット(HIGH-SPEED)」に、定額データプラン64Kは月額315円の「ビジネスmoperaインターネット(64K)」に加入する必要がある。
携帯の対応機種は「A2502 HIGH-SPEED」「M2501 HIGH-SPEED」「N904i」「P903iX HIGH-SPEED」「F903iX HIGH-SPEED」「N902iX HIGH-SPEED」「F1100」(予定)「HT1100」(予定)「L704i」。また、FOMAハイスピード対応の通信モジュールを内蔵したソニーのVAIO「type S」(予定)「type T」(予定)、富士通の「FMV-BIBLO LOOX T70XNX」「FMV-BIBLO LOOX U50XNX」でも利用できる。
なおNTTドコモでは、定額データプランHIGH-SPEEDの契約者を対象としたキャンペーンを実施。10月22日から2008年1月31日までの期間中に限り、4200円/月で使い放題とする。
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