NECとセゾン情報が発表

WebSAMとHULFTが連携強化、障害時の対処法を通知可能に

2007/09/13

 NECは9月13日、同社の統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」と、セゾン情報システムズのファイル転送ソフトウェア「HULFT」との製品連携を強化したと発表した。HULFTを組み込んだシステムの障害情報だけでなく、障害の対処方法も通知できるようにした。

 WebSAMとHULFTはこれまでも製品連携をしていて、障害発生時のアラートをWebSAMで受け取れるようになっていた。今回はWebSAMが備える「ナレッジデータベース」に、HULFTの運用ノウハウを収納した「HULFTナレッジデータ」を登録した。HULFTナレッジーデータにはエラーコードに応じた標準的な対処方法が登録されている。運用担当者はHULFTの障害をWebSAMで知ると同時に、その対処方法も確認できる。

 両社は9月末にHULFTナレッジデータのWindows版を提供開始、11月末にLinux版とUNIX版を出荷する。無償で利用できる。

(@IT 垣内郁栄)

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