WAN高速化アプライアンス導入
クルーズ船のネット接続高速化、Blue Coat
2007/09/14
米ブルーコートシステムは9月14日、クルーズ船内のインターネット・カフェにおけるメールやWebアクセスの高速化を目的として、シーモバイル・エンタープライズが「Blue Coat ProxySGRアプライアンス」を採用したと発表した。クルーズ船では衛星を経由したインターネット接続を実現していて、地上局、軌道を周回する衛星、および船舶という3点を結ぶ長距離通信での遅延が問題となっていた。
シーモバイルの導入担当ディレクター、リビオ・アーリオ氏は発表文の中で、「Blue Coat ProxySGアプライアンスは、メールやWebコンテンツ配信の速度を劇的に向上させ、使用帯域幅も改善できることが初期導入で確認できた」としている。
Blue Coat ProxySGアプライアンスは、高速化技術プラットフォーム「MACH5」を使っている。MACH5は、遅延のあるWAN環境で、SSLを含むHTTPプロトコル、CIFSやFTPなどのファイルサービス、メール、ビデオ、企業で利用される主要アプリケーションを高速化する技術。
シーモバイルは海上における通信サービスを提供するグローバル企業。客船や漁船、コンテナ船など300隻以上の船舶にブロードバンドサービスを提供している。
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