米国の家庭ユーザーを調査
3人に1人がWebアプリを常用、最多はメール
2007/09/27
米国コンサルティング会社のRubicon Consultingは9月25日(米国時間)、家庭でPC(Windows、Mac、Linux)を使っている米国の成人2000人を対象にした、Webアプリケーションの利用状況に関するレポートを発表した。レポートによると半数以上のユーザーが一度はWebアプリを使ったことがあると回答。37%が少なくとも1つのWebアプリを常用していると答えた。
Rubicon Consultingはこの結果について「Webアプリはすでにアーリーアダプターを超えて一般ユーザーに広がっている」と指摘。「WebアプリはPCユーザーのメインストリームになろうとしている」とした。
ただ、Webアプリのカテゴリによって普及の度合いは異なる。最も利用されているWebアプリは電子メールで、Webアプリを常用していると答えたユーザーの90%が利用している。ゲームや音楽、写真編集が続く。Webアプリではワープロや表計算が注目されているが、Rubicon Consultingのレポートによるとワープロが10%台、表計算が10%未満の利用率にとどまっている。

Webアプリが今後も拡大する上での最大の課題はセキュリティとRubicon Consultingは指摘している。「もしメジャーなWebアプリで大規模なセキュリティ問題が発覚すれば、潜在的なユーザーの不安が爆発する」として、「セキュリティを確保することはWebアプリ提供企業にとってとても重要だ」と訴える。
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