Microsoft BizTalk Server 2006 R2 日本語版
BizTalk Serverの新パートナー支援策、3年間で売上倍増を狙う
2007/10/09
マイクロソフトは10月9日、Microsoft BizTalk Server 2006 R2 日本語版の新たなパートナー支援策を発表した。
BizTalk Serverのようなインテグレーション・サーバの市場規模は現在およそ200億円だが、今後ミドルウェアを中核とした業務システムの統合需要は拡大していくと、同社は予測する。RFIDなどをエッジソリューションとして、同市場の需要を喚起してくことで、3年間で(BizTalk Serverの)売上倍増を目指す。目標達成の大きなポイントがパートナー施策だ。
新たなパートナー施策は、2つの重点分野に分けて展開する。1つは、「パートナーキャパシティの増強」。パートナー数を増やし、パートナーにおけるBizTalk Serverの事業機会を拡大することを目的とする。もう1つは、「パートナー別の重点分野の強化」。BizTalk Server事業に必要な営業力や技術力を5段階で定義し、各パートナーごとの強みをいかした連携支援策を実施する。
具体的には、4つの支援策を提供する。
「BizTalk Serverビジネス導入の検討支援策」は、BizTalk Server事業への参入を検討する企業に対し、オンラインでのワークショップを実施すことで、BizTalk Serverの基礎情報入手を支援する。
「BizTalk Serverビジネス化の支援策」は、ハンズオンを交えたワークショップを毎月開催し、新たにBizTalk Serverの技術者を300人養成する。「Professional BizTalk」(技術書)も作成し、11月末に提供する予定。
「ビジネス開発の支援策」では、販促商材の開発や、検証・開発時の技術支援、ソリューションのプロモーションを支援する。
「ビジネス展開支援策」では、BizTalk Server製品の専用Webサイトでパートナー企業との共同プロモーションを行うなどの支援を展開する。
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