CentOS、Sambaでファイルサーバ

ソフト購入費ゼロ、嘉悦大学がOSSでITインフラ構築

2007/10/15

 オープンソース・ソリューション・テクノロジは10月15日、学校法人嘉悦学園 嘉悦大学(東京・小平市)の情報インフラ基盤を、オープンソースソフトウェア(OSS)でリプレースしたと発表した。ソフトウェアの購入費はかかっていない。同社は「一般的な大学の情報インフラをOSSのみで構築できることを実証した」としている。

 リプレースした情報システムはファイルサーバや認証基盤、電子メールサーバなど多数。サーバOSにはCentOSを採用。認証基盤はOpenLDAPを用い、Sambaでファイルサーバを構築した。従来はWindows Active Directoryを使っていた。

 電子メールサーバにはPostfixを使用。また、メーリングリストはMailmanを採用した。ほかにWebサーバにApache、データベースにはMySQLを用いる。アプリケーション開発にはPHP。運用監視サーバとしてNagios、Syslog-ngを使う。

(@IT 垣内郁栄)

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