GNOME 2.20、OpenOffice 2.3を採用
3Dデスクトップを統合したUbuntu Linux最新版がリリース
2007/10/18
カノニカルは10月18日、最新版となるLinuxディストリビューション「Ubuntu 7.10」(開発コードネーム:Gutsy Gibbon)をリリースした。サーバ向け、デスクトップ向けが用意されるほか、デスクトップ環境にGNOMEではなくKDEを用いた「Kubuntu」、教育向けの「Edubuntu」も同時にリリース。同社のサーバやミラーサイトからダウンロードできる。
前バージョンのUbuntu 7.04からの主な変更点は以下の通り。
- GNOME 2.20、OpenOffice 2.3の採用
- 標準インストールで3Dデスクトップ「Compiz Fusion」の利用が可能に
- デュアルモニター環境にも対応する新しい画面解像度設定ツール
- デスクトップ検索機能を統合
- メニューからログインユーザーの切り替え機能
- 最新版のFirefoxを搭載し、プラグイン検索が容易になった。また、Firefoxの拡張プラグインをUbuntuのアプリケーションインストーラから追加インストールできるようになった
- プリンタドライバサポートを改善し、自動検出機能を向上
- 非オープンソースのデバイスドライバを管理・インストールする機能
- NTFS-3gプロジェクトの成果を採り入れ、標準でNTFSパーティションのリード・ライトをサポート
- 最新のLinuxカーネルを採用し、省電力性能が向上
- インストール時にハードディスクのドライブ全体を暗号化するオプション
- セキュリティモジュールの「AppArmor」を標準インストールで提供
Ubuntu 7.10では3Dデスクトップ環境が統合された
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