2008年には会計・給与ソフトとも連動

弥生がオンラインの営業支援・情報共有サービスを発表

2007/10/23

 弥生は10月23日、オンライン営業支援サービス「弥生ワークス」を発表した。12月10日に発売する。同社の販売データ管理製品「弥生販売」の得意先台帳と連動し、営業活動の経緯をリアルタイムに可視化することが可能となる。

弥生写真(1) 弥生 プロダクトマーケティング部 プロダクトマネージャー 星和成氏(左)、同 プロダクトマーケティング部 担当部長 坂本尊志氏(右)

 弥生は、これまで会計、販売、給与、顧客などの基幹業務パッケージを開発、販売してきた。しかし、それぞれのソフトウェアに蓄積されたデータの共有や横断的な活用を支援する機能はほとんどなかった。同社は、弥生ワークスを企業内情報共有のためのプラットフォームとして位置付け、既存製品の有機的な結合と、データ連携によるユーザーへの新たな価値提案を展開していきたいとする。

 弥生ワークスは営業マンが行う日常業務を支援するオンラインサービスである。ホーム画面を開くと、社内からのメッセージ受信を知らせるコメントや、その日の予定表、共有情報などを一覧することができる。例えば、ある営業マンが上司から見積書の作成依頼を受けたとする。彼は、見積書を作成し、顧客データベースに営業活動記録をつけていく。入力データが行動履歴となる。それを日報として上司に提出する。業務監督者(課長、部長など)は、部下からあがってきた日報を見て、個々の営業活動の進捗(しんちょく)を把握することができる。

弥生写真(2)

 グループウェアと営業支援ツール(SFA)の機能を融合したサービスだが、機能を絞り込み、利用のための敷居を下げることで、利便性を高めているのが特長だ。インターフェイスのカスタマイズやアドオンソフトの開発などの拡張性はあえて排除している。

 今回発売するのはリリース1.0というバージョン。同社独自のデータ連動ツール(弥生ワークス連動ツール)を活用し、弥生販売の顧客マスターデータを弥生ワークスに取り込んだり、弥生ワークス上で変更された顧客情報を、弥生販売の顧客マスターへ反映させることができる。

 2008年上半期を目処に、対象ユーザーを経営者を始めとした全社員に拡張、弥生会計、弥生給与のデータと連携できる機能やワークフロー機能を追加する予定。また、ほぼ同じタイミングで、案件管理分析機能も提供する。

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(@IT 谷古宇浩司)

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