NewsInsight
Lenovoブランドが浸透
レノボ製品の「IBM」ロゴは2008年まで、計画前倒し
2007/11/02
中国Lenovoが11月1日発表した同社第2四半期(7〜9月期)決算は、売上高が44億3200万ドルで前年同期比20%増、純利益は1億500万ドル(1株当たり1.12ドル)で、同178%増だった。IBMのPC事業を買収したLenovoは2010年までIBMブランドを製品に付けることができるが、決算発表では2年前倒しし、2008年にIBMブランドからLenovoブランドに完全移行することも発表した(決算の詳細記事)。
PCの出荷台数は前年同期比23%増と、業界平均の15.7%増を上回る伸び。3四半期連続で業界平均以上の伸びを見せているという。
現在、ノートPCの「ThinkPad」にはIBMのロゴが付いているが、2008年には製品へのIBMロゴの使用を取り止める計画。Lenovoブランドが世界で順調に浸透してきていることを受けて決定した。法人向け製品はすでにIBMからLenovoブランドへの移行を進めている。ブランドの移行は「日本も同じスケジュール」(レノボ・ジャパン)という。ThinkPadの製品名は引き続き利用する。
レノボの「ThinkPad X61s」
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
最新記事
アイティメディアの提供サービス
キャリアアップ
- - PR -
転職/派遣情報を探す
ソリューションFLASH
「ITmedia マーケティング」新着記事
世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...
営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...
D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...