新たなルートヒントファイルへの更新を

Lルートサーバのアドレス変更、DNSキャッシュサーバの設定に注意

2007/11/02

 インターネットの基盤を支えるルートネームサーバの1つ、「L.root-servers.net」のIPアドレスが変更になった。これにともない、DNSキャッシュサーバでの設定変更などが必要になる。

 これまでL.root-servers.netのIPアドレスは「198.32.64.12」だったが、米国時間の11月1日(日本時間では2日)より、新アドレスの「199.7.83.42」に移行した。ICANNによると、移行後も6カ月間は旧アドレスの参照は可能だが、最終的にはサービスを終了する予定という。

 この変更にともない、DNSキャッシュサーバではルートヒントファイルの更新といった作業が必要となる。例えばBIND 9では、InterNICが配布している新しいルートヒントファイルを入手し、リロードもしくはプロセスを再起動する必要がある。日本レジストリサービス(JPRS)では、djbdnsやMicrosoft DNS Service向けも含め、Web上で更新方法を紹介している。

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

変わり続ける顧客、変わり続けるマーケティング 2024年に最も読まれた記事ランキング
マーケ×ITの最新潮流を伝えるITmedia マーケティング。2024年、読者はどんな記事に注目...

勘違いマーケター戦慄 消費者の約半数は「広告主に無視されている」と感じている件
「データに基づく顧客理解」「ハイパーパーソナライゼーション」などマーケティングかい...

AI・ARで「探索」 人より商品とつながるSNSの行く末――2025年のSNS大予測(Pinterest編)
ビジュアル探索プラットフォームとしての独自の道を進み続けるPinterestはもはやSNSでは...