ユーザー調査

動画共有サービス最大の不満は「画質」

2007/11/05

 アイシェアが11月5日に発表した動画共有サービスについての利用調査結果によると、動画共有サービスについてのユーザーの最大の不満は「画質が悪い」ことだった。今後希望する改善点として「高画質化」を挙げる声も多く、現状のクオリティにユーザーの多くが不満を持っていることが明らかになった。

 調査はメールサービス「CLUB BBQ」会員285人に実施。男性は75.4%、女性は24.6%だった。

 動画共有サービスの利用比率は78.6%と3分の2以上のユーザーが使っている。動画を投稿したことがあるのは全体の6%。利用したことがないのは21.4%だった。

 サービスについての不満は「画質が悪い」が最多で46.8%(複数回答)。次いで画面が小さい(34.8%)だったが、「特に不満に感じることはない」(26.2%)もあった。今後の改善点としては不満を受けて「高画質化」が最も多く、52.1%。「画面サイズの拡大」が次いで32.2%だった。「著作権を侵害している動画の削除」は6.7%。

 ユーザーが見る動画の内容は「ユーザーが撮影、制作した映像」がトップで40.9%。テレビ関連(ドラマ、アニメ、バラエティなど)が37.7%でほぼ並んだ。「歌手などのプロモーションビデオ」は17.7%で3番目。

(@IT 垣内郁栄)

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