Webサービスやデータベースをオフラインで利用可能に

Google Gears対抗か、MSがオフライン・フレームワーク公開

2007/11/06

 米マイクロソフトは11月4日、オフライン時にもWebサービスやデータベースアクセスを可能とする「Microsoft Sync Framework」のコミュニティ・テクノロジー・プレビュー(CTP)版を公開した。正規版リリースのスケジュールは明らかにされていない。

 同フレームワークを使うことで、コンタクトリスト、音楽、ビデオ、画像や設定ファイルなど、あらゆる種類のファイルを最適化されたP2Pプロトコルで同期できるという。

 Sync Frameworkは拡張可能となっていて、RDBMS、NTFS/FAT、RSS/ATOM、デバイスとWebサービスの同期が標準でサポートされている。Sync Frameworkは現在、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows XPをサポートしている。

(@IT 西村賢)

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