分散した開発拠点間の共同開発や情報共有に威力

SourceForgeの企業向け新バージョン発売、VA Linux

2007/11/07

 VA Linux Systems Japanは11月7日、Webベースの開発コラボレーションウェアの最新版「SourceForge Enterprise Edition 4.4」の日本版を11月1日に発売したと発表した。1ユーザライセンス19万8000円(税別)。SourceForge EEは、プロジェクト管理に必要な各種ツールを統合した環境を提供するソフトウェア製品。分散した開発拠点間の共同開発や情報共有を支援する機能を持つ。130万人が利用するオープンソース開発者のコミュニティサイト、SourceForge.netで培ったテクノロジーをベースに、企業でのソフトウェア開発に最適化して、機能の拡張と安全性の強化を行った。オープンAPIとSDKを備えたサービス指向アーキテクチャを採用しており、既存システムとのデータ連携がしやすいという。

 SourceForge EE 4.4では、トラッカーアイテム同士の親子関係設定機能で、トラッカーの内容をブレークダウンして作業内容を細分化することが可能とするなどトラッカー機能を拡充したほか、WikiではWikiページの差分表示を可能とするなど機能拡張されている。

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...