アマチュア開発者向けの支援策も
Windows Embedded CE 6.0 R2発表
2007/11/14
マイクロソフトは11月14日、組み込みシステム向けのオペレーティング・システム「Windows Embedded CE 6.0 R2」を発表した。機能強化のポイントは以下の5点。
- Web Services on Devices APIの提供
- VoIP電話機能のサポート
- Internet Explorerの機能強化と、Windows Media PlayerによるOCX 7のサポート
- 追加可能なフォントエンジンのサポート
- シンクライアント テクノロジ コンポーネントのサポート
米マイクロソフト Windows Embeddedビジネス ジェネラルマネージャー ケビン・ダラス(Kevin Dallas)氏は、新OSの特徴として、同OS搭載デバイスとWindows VistaおよびWindows Server 2008が稼働するコンピュータ間の相互接続性の高さを強調した。
新OS発表と同時に同社は、アマチュア開発者と教育関連コミュニティに向けて開発用のシステムを低価格で提供すると発表した。開発者向けのツールや組み込みデバイス用OS、ボードパッケージなどを含む一式セットを、プロ以外の開発者に提供し、開発者コミュニティの活性化を狙う。この施策で提供するのは、
- CE6.0およびVisual Studio 2005 Standard
- BSP認証
の2つ。
マイクロソフトが過去2年間でWindows Embedded製品の研究・開発に費やした投資額は1億ドル以上。本年度(の投資額)は7500万ドルとし、そのうち500万ドルをコミュニティおよび教育に関連した組み込み分野開発への投資に充てる。
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