オンラインストレージと連携
Adobe AIRで開発した「Web私書箱」、キー・ポイントが発表
2007/11/21
キー・ポイントは11月21日、Adobe AIRを使って開発したクライアントアプリケーションとオンラインストレージサービスを組み合わせた「Web私書箱」のベータ版サービスを11月30日に開始すると発表した。ドラッグ&ドロップするだけでファイルをストレージサービスに登録し、遠隔地から安全に編集できる。
AIRで開発したのはファイル登録のためのアプリケーション。ファイルをこのアプリケーションにドラッグ&ドロップするとオンラインストレージサービスに保管される。遠隔地などにある別のPCからこのファイルにアクセスするにはWindowsのネイティブアプリケーションを利用。事前に登録したUSBキーとID、パスワードで認証することでファイルにアクセスできる。
ファイルは閲覧、編集はできるがローカルPCには保存できないよう制御している。自宅PCで会社のファイルを開いてもローカル保存できないため、情報漏えいの危険が少なくなるとキー・ポイントは説明している。同社は2003年からオンラインストレージサービスの「WebFile」を提供していて、そのノウハウとAIRアプリケーションを組み合わせた。
ベータ期間中は無料で利用できる。2008年のAIR正式版リリースを待って、Web私書箱も正式版を発表する予定。WebFileをWeb私書箱のストレージサービスとして使えるようにすることも計画している。
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