ArcSight ESMで稼働

ログを基に日本版SOX法対応レポートを出力、アークサイト

2007/12/07

 アークサイトは12月7日、企業情報システムのログ収集、管理ソフトウェアの「ArcSight ESM」上で稼働するテンプレート集「日本版SOX法パッケージ」を発表した。幅広く集めることができるログをベースにアクセス権限管理などのIT統制を整備できるという。

 ArcSight ESMはネットワーク上のセキュリティ機器やデータベース、アプリケーション、認証システムなど170種300製品からログを収集できるソフトウェア。収集したログは正規化し、情報システムへのアクセスのリアルタイム監視のほか、アクセス権限管理などが可能。相関分析の機能もあり、さまざまなログの情報を組み合わせて管理者にとって有用なデータを作成することができる。

 ArcSight ESMのうえで稼働する日本版SOX法パッケージはISO17799:2005とNIST 800-53標準規格をベースに、監査証跡として利用できるさまざまなレポートを生成できる。「情報のセキュリティ」「アクセス制御」などISO17799:2005にのっとったカテゴリで、ログをベースにしたレポートを出力可能。「米国SOX法のレポートをベースに日本版SOX法に対応させた」(アークサイト)という。

arcsight01.jpg ArcSight ESMで稼働する「日本版SOX法パッケージ」のダッシュボード画面

関連リンク

(@IT 垣内郁栄)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

推し活グッズが海外で大人気――メルカリ「越境取引2024年上半期トレンド」
メルカリは海外からの日本の商品の購入状況をまとめた「越境取引2024年上半期トレンド」...

10代の半数以上が「エコ疲れ」――博報堂「生活者のサステナブル購買行動調査2024」
社会環境のためになる行動として「サーキュラー(循環)」や「シェア」の意識は浸透して...

「かわいい」だけでは売れない 子供服大手「カーターズ」のCMOが古い常識を疑うに至ったデータとインサイト
米国のキッズアパレルブランドCarter’sのCMOであるジェフ・ジェンキンス氏が、新世代の...