アイシェアが意識調査

利用者の6割弱がウィキペディアを「疑わしいと思うことがある」

2007/12/07

 アイシェアはウィキペディアに関する意識調査を行い、その結果を公表した。調査対象は同社のメール転送サービスを利用しているユーザー765人(男性56%、女性44%)。

 調査結果によれば、ウィキペディアの認知度は約90%と高いものの、検索エンジン経由での利用が79%、ウィキペディア上で検索しているユーザーは20%。調査報告では、検索結果から項目にたどり着くケースが多いのではないかとしている。自ら項目を書き換えたことがある編集経験者は6.9%。

 検索項目ジャンルのトップはタレントや著名人などの「人名」(62.2%)。以下、「歴史」(38.2%)、「商品」(34.8%)、「文化」(34.6%)と続く。

 内容の信用度については「疑わしいと思うことがある」(55.6%)が最も多く、「信用している」(39.4%)を上回った。「信用していない」という回答は5%。

 疑わしい、あるいは信用していない回答した理由は「記載された内容が自由に改変可能なため」が40%、「中立的でない、主観が入っている」が38.5%となった。

ishare01.png

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...