「AIR iPhone」も可能

FlashベースのIP電話プラットフォーム、米Ribbitが公開

2007/12/18

 シリコンバレーの新興企業Ribbitは12月17日、開発者がWebにVoIP機能を統合し、新たなサービスを開発するためのプラットフォームを公開した。

 新プラットフォームは従来のVoIP技術とWebとをつなぐ技術で、中核となるのはクラス5ソフトスイッチを基盤とする「Ribbit SmartSwitch」と、Flash/FlexベースのAPI。VoIPの専門知識を持たない開発者でも音声通話アプリケーションを開発し、Webサイトやオンラインコミュニティなどに統合することができる。

ribbit01.jpg アドビのAIRで作られたiPhoneそっくりの「AIR iPhone」

 またRibbitは600社以上の開発企業と提携、各社が同社のプラットフォームを利用して独自のアプリケーションを開発する予定という。

 技術パートナーとしてSalesforce.comおよびアドビ システムズとの提携も発表。Salesforceについては、「Ribbit for Salesforce」を、2008年第1四半期にAppExchange経由でSalesforce.comのユーザーに提供する計画だ。

 またRibbitは2008年第1四半期に、Ribbitプラットフォームを利用して開発したサービスを販売する開発者向けに、エンタープライズパッケージの販売を開始する。同時期に、開発者コミュニティによるコンシューマ向けサービスを公開する予定だ。

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(ITmedia)

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