米市場ではアップルが急進

HPがデルを引き離して単独首位、PC出荷台数速報

2008/01/17

 米調査会社のガートナーは1月16日、2007年の世界のPC出荷台数統計速報を公表した。2007年の1年間でのPC出荷台数は前年比13.4%の伸びで2億7120万台。地域別に見ると新興国を多く含むヨーロッパ、中東、アフリカを合わせたEMEA地域が14.7%の伸びで9200万台、アジア・パシフィック地域が18.7%で7070万台と高い伸びを示したの対して、米国では5.3%の伸びで6420万台、日本では5.1%の伸びで1390万台と低調だった。2006年に2位だった米国市場は、アジア・パシフィックに追い越された形だ。

 メーカー別に市場シェアを見ると、2006年に15.9%の同率シェアでトップだったヒューレット・パッカードとデルの明暗が分かれた。30.0%の記録的な伸びを達成して18.2%のシェアで単独首位を獲得したヒューレット・パッカードに対して、デルのPC出荷台数の伸びは1.7%にとどまり、同社は市場シェアを14.3%に落とした。3位以降は、エイサー(8.9%)、レノボ(7.4%)、東芝(4.0%)、その他(47.1%)。

 グローバル市場では「その他」に分類されているアップルだが、米国市場では市場シェアを2006年第4四半期の5.1%から2007年第4四半期の6.1%へと伸ばして、第4位にランクインしている。同社の出荷台数の伸び率は28.0%と他社を大きく引き離す成長率を見せた。

gartner01.png デスクトップPC、モバイルPC、x86サーバを含む全世界でのPC集荷台数統計(出典:米ガートナー、2008年1月)

(@IT 西村賢)

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