カレンダー情報で他ツールとの連携強化

Webメール・グループウェアのScalixが最新版をリリース

2008/01/22

 日本スケーリックスは1月22日、Webメールソフトウェアの最新版「Scalixバージョン11.3」の日本語版を23日にリリースすると発表した。旧バージョンに比べてロード時間を改善したほか、WebDAVを使ってカレンダー情報をやり取りする規格「CalDAV」に対応した。また、不正なMIMEヘッダを持つメールメッセージから、自動的に文字コードセットを検出するなどセキュリティも強化した。

 Scalixは、Linux上で動作するメールサーバ/グループウェアサーバ製品。AjaxベースのWebメールが利用できるほか、マイクロソフトのExchangeと高い互換性を持つ。ASP向けのホスティングエディション、携帯電話用のWebBメール、ActiveSyncによるWindows Mobileとのデータ連携などの機能も提供する。

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(@IT 西村賢)

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