専用のJavaアプリケーションも提供
YouTubeがモバイル版を強化、1億台以上で視聴可能に
2008/01/25
米グーグル傘下の米ユーチューブは1月24日、人気動画サイト「YouTube」のモバイル版「YouTube for Mobile」(http://m.youtube.com)に新機能を追加した。ストリーミングプロトコルのRTSP(Real Time Streaming Protocol)に対応した3G端末で、数千万本にのぼる動画を視聴可能になるという。対象となる端末は全世界で1億台以上に及ぶ。PC版サービスで利用できる機能は、ほぼすべて利用できる。
YouTube for Mobileは現在、米国、日本、イギリス、フランスなど17の国や地域、11の言語で提供されている。
新たに、J2ME MIDP2プラットフォーム向けに専用のローカルアプリケーションの提供も開始する。ダウンロードは無料。現在、米国とイギリス向けで英語版のみのベータ版となる。ソニー・エリクソン、ノキアなどの端末で利用可能。
米comScoreによる調査によれば、2007年11月の1カ月間でYouTubeの動画を見た人の数は7450万人。1人当たり39本のビデオを視聴している。これは、同期間中に全米の動画共有サイトで視聴されたビデオのうち30.6%に相当する。第2位のFox Interactive Mediaのシェアは4.4%で、YouTubeは2位以下を大きく引き離す首位の座を守っている。
なお、NTTドコモは1月23日、米グーグルとの提携を発表しており、iモード対応の全機種でYouTubeを視聴可能にしていくとしている。
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