POP/SMTPメールに対応

ソフトバンク、ケータイで「PCメール」が使えるサービス発表

2008/01/28

 ソフトバンクモバイルは1月28日、同社の携帯電話からISPメールやWebメールを送受信できる「PCメール」サービスを発表した。対応機種が発売される3月上旬から提供を開始する。

 PCメールは、POP3受信とSMTP送信とSSL/APOP/SMTP(SMTP-AUTH)認証に対応する新サービス。対応するソフトバンクの端末に、インターネットプロバイダが提供するメールサービスやポータルサイトが提供するフリーのWebメールサービスをアカウント別に3つ(S!メールと合わせて合計4つ)まで設定できる。自動新着チェックにも対応しており、メールチェックの間隔は30分から24時間まで選択でき、PCメール用の着信音も設定可能だ。

 最大1MBまでのファイル添付に対応し、ドキュメントビューワが内蔵された端末とMicrosoft Word、Excel、PowerPoint、PDFなどのデータを送受信できる。なお、最大ファイルサイズはメールサーバ内に保存された容量で計算され、約750Kバイトのメールがサーバ内では1MBというサイズになるという。

 メールの全文受信のほか、指定するメールのみを全文受信することも可能。件名や差出人、本文の一部のみを先に受信することもでき、受信にサーバ内のメールを保存する、削除するという指定も行える。

 Yahoo!が提供するWebメール「Yahoo!メール」の簡単設定機能も用意されており、メールアドレスやドメイン、サーバアドレスの入力不要でYahoo!メールを利用できる。

 サービスの月額利用料金は無料だが、契約する料金プランに応じたパケット通信料が必要になる。

(平賀洋一、ITmedia)

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