“社内でTwitter”も

ベンチャーがミニブログ構築サービス開始

2008/01/31

 ドラゴンフィールドは1月31日、同社が運営するミニブログサービス「もごもご」のシステムをOEMで提供していくと発表した。もごもごは、TwitterやHaru.fmなどで知られるミニブログサービスと同様に、ユーザーが短いテキストメッセージを投稿して、仲間と近況を交換し合うサービス。足あと機能など、日本のコミュニティ文化に根ざした機能も実装している。また「ひそひそ」機能を使うと、招待されたメンバー間だけでメッセージを共有でき、グループチャット機能も利用できる。

 同社は「タイアップモデル」、「ASPモデル」、「納品型モデル」の3つの形態で販売を進める。

 タイアップモデルは、運用中のもごもご上でキャンペーンを展開するなど、既存コミュニティに対して広告活動を展開できるもの。ASPモデルは、基本機能や画面遷移はもごもごを踏襲しながら、テーマやデザインをカスタマイズして利用する形態。納品型モデルは、もごもごのエンジンをベースに独自機能の追加やカスタマイズを行う。料金はモバイルサイトを同時開設するかなどで変わってくるが、タイアップモデルは50万円から、ASPモデルや納品型モデルでは300万円から。

 ドラゴンフィールドでは、コンシューマ向けメディアを運営しているサイトに対してSNSに代わるコミュニティ機能として販売を進める。また、法人向けにインスタントメッセンジャーの代替となる情報共有ツールとして販売していくという。

 もごもごは2007年5月にサービスを開始した。2008年1月末現在、登録会員数は8200人という。

 ミニブログ構築サービスとしては、2007年6月にユビキタスエンターテインメントがミニブログ構築ASPサービス「ZEKE Lifelog Core」の提供を開始しているほか、Win・Winも同様の構築サービスを提供している。また、Haru.fmを運営するアセントネットワークスも、2008年1月29日からミニブログ構築エンジン「Tim Miniblog」のOEM提供を開始している。

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(@IT 西村賢)

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