新たにHTMLにも対応
スカイコム、NinjaPDF日本語版をSalesforce上で提供開始
2008/02/14
スカイコムは2月14日、PDFを高速に作成できる「NinjaPDF for AppExchange」のアップグレードバージョン「Spring’08」を今月中に日米同時で提供開始すると発表した。同ソフトウェアは、セールスフォース・ドットコムのSaaSプラットフォーム上で提供されるもので、2007年8月に英語版でサービスを開始した。これまでに米国を含め、世界30カ国から閲覧があり、利用ユーザーの約80%が海外企業で、20%が海外在住日本人および日本企業という。
今回、新たに日本語版の提供を開始する。
NijaPDF for AppExchangeが対応するのは、Word、Excel、PowerPoint、Visio、HTMLのほか画像ファイルやテキストファイルで、PDFに変換・作成できる。
日米いずれのAppExchangeサイトからでも、同ソフトウェアはインストール可能。Salesforceユーザーは言語設定を変更するだけで、日本語版、英語版のインターフェイスを利用できるという。また、Salesforceとの連携機能も強化しており、「リード」「取引先」「取引先責任者」「商談」の4個所に対して「Create&Attach NinjaPDF」ボタンをマッシュアップで追加できるようにしたという。
また、新たに既存Webページの取り込み機能も追加した。URLを指定するだけで、Webサイト上のHTML文書をPDF文書に変換作成できる。スカイコムは、情報の収集整理やオフライン利用、プレゼンテーション用添付資料やメール添付ファイル作成といった用途で使えるとしている。
現在、同ソフトウェアは無償試用キャンペーンを実施中で、有償サービスへの移行時期については、ユーザーの利用状況やフィードバックを見て段階的に検討するという。利用料金は1ユーザー当たり月額500円 (5ドル)の定額制を予定しているという。Salesforceのユーザーアカウントを持たない人向けの無償試用版も用意する。
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