動画広告でのマネタイズがより簡単に

動画にもAdSense、グーグルがベータ版開始

2008/02/22

 米グーグルは2月21日、映像内に広告を表示する「AdSense for video」のベータ版を開始した。2007年5月にパイロットプログラムとして提供を開始したもので、広告の表示スタイルは、すでにYouTube上で提供している「InVideo ad format」と呼ばれる映像視聴者にとって邪魔にならない広告表示を行う。

 現在のベータ版を利用できるのは、米国に拠点を置き、英語で情報提供を行うパブリッシャーのみだ。月間に最低100万ストリームの映像配信を行っていることも条件となる。スタート時点では、Googleコンテンツネットワークに参加するWebサイト、BobVila.com、eHow、MyDamnChannel、ExpertVillage、PinkBike、TheNewsRoom、RevverがAdSense for videoを組み込む意向という。

 今後は対象となる地域や規模を広げ、利用可能なパブリッシャーを増やしていく。

 表示できる広告は、映像の下部の領域に、テキストや映像をオーバーレイ表示させることができる。テキスト広告の場合には、WebサイトやWebページの内容とのマッチングも行う。

gvideo01.jpg グーグルが公開している映像にオーバーレイ表示した広告の例

(@IT 西村賢)

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