中国で40社が導入

日中対応「サイボウズ 弁公系統」、次期版にワークフロー機能

2008/03/31

 サイボウズは3月31日、中国のグループ会社である才望子信息技術 (上海) 有限公司(サイボウズ上海)と共同で、中国で販売しているSaaS型グループウェア「サイボウズ 弁公系統」の次期バージョンを今夏までに提供開始すると発表した。新たにワークフロー機能を搭載する。

 サイボウズ弁公系統は2007年9月に提供開始したグループウェア。弁公系統は「オフィスシステム」の意味。日本語と中国語に対応していて、スケジューラや掲示板、設備予約、電話メモの機能がある。サイボウズは日本人と中国人のスタッフが混在する日系企業中心に販売し、すでに約40社が利用しているという。サイボウズ上海が管理するデータセンターで稼働し、SaaS型でユーザー企業にサービスを提供している。

 新版ではワークフローをサポートする。経費の処理や稟議書の申請がオンラインで可能になる機能で、サイボウズ 弁公系統の導入企業から特に要望が多かったという。

cybozu01.jpg 「サイボウズ 弁公系統」のインターフェイス(現行版、クリックで拡大します)

(@IT 垣内郁栄)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

「TikTok禁止」は結局、誰得? どうするトランプ氏――2025年のSNS大予測(TikTok編)
米国での存続を巡る議論が続く一方で、アプリ内ショッピングやAI機能の拡大など、TikTok...

ネットの口コミを参考に8割超が商品を購入 最も参考にした口コミの掲載先は?
ホットリンクは、口コミ投稿の経験や購買への影響を調査した結果を発表した。

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...