ミロク情報サービスがインフォテリアと戦略提携

中堅・中小向けERP「MJSLINK IIシリーズ」のデータ連携機能を強化

2008/03/31

 ミロク情報サービスは3月31日、インフォテリアと戦略提携し、中堅・中小企業向けERPシステム「MJSLINK IIシリーズ」のデータ連携機能を強化すると発表した。国内EAI市場で高いシェアを持つインフォテリアの「ASTERIA」を採用し、ユーザー企業の既存システムや他社製システムとのデータ連携性を向上。今年上期中に共同開発製品を提供開始する。

 現在、日本版SOX法を受けて、企業における財務報告の信頼性確保が強く求められている。これに伴い、分散した業務システムのさまざまなデータを正確、迅速に財務・会計システムに集約する必要性が向上。システム間の複雑かつリアルタイムなデータ連携の重要性も高まっていることを受けて、すでに360社以上(2007年3月末現在)に導入実績を持っていた「ASTERIA」との融合が最善と判断、共同開発に踏み切った。

 ミロク情報サービスでは、「従来よりデータ連携の開発工数が削減されるため、短期間でのシステム導入が可能となる。パートナー企業におけるカスタマイズも容易になるため、パートナー企業の活性化ひいては拡販につながる」としている。

(@IT 内野宏信)

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