アルファシステムズがソリューション提供

大分の高校3校でPC再生にKNOPPIX採用

2008/05/23

 アルファシステムズは5月23日、大分県内の県立高校3校の図書室に、サポートが終了したOSやリースアップPCといった遊休資産をLinuxで再利用できるようシステムを構築したと発表した。大分県自治体共同アウトソーシングセンターと共同で大分県教育委員会から受注したプロジェクトで、4月28日に稼働開始している。

 Debian系ディストリビューションのKNOPPIXを利用した。アルファシステムズは、これまでにも松戸市で学校用PC1000台をKNOPPIXで再生した実績があり、「KNOPPIXカスタマイズサービス」としてリースアップPCの再生ソリューションを1台1万円で提供している。

 アルファシステムズでは、リースアップパソコン再生利用を体験できるよう試用版を公開。今後も文教分野への展開をにらみ、導入実績と地場企業との連携の実績を積み、全国展開につなげていきたい考えだ。

linux01.jpg アルファシステムズが公開した再利用の様子

(@IT 西村賢)

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