「安土城を建てたのは誰?」
goo、自然文でWikipediaを検索できる新サービス
2008/06/30
NTTレゾナントは6月30日、同社が運営するポータルサイト「goo」で日本語の自然文でWikipedia記事が検索できる「goo Wikipedia自然文検索」の実験を開始した。「安土城を建てたのは誰?」や「OPECって何?」という検索で、それぞれ「織田信長」、「石油輸出国機構」という回答を得られる。
これまで提供してきた「goo Wikipedia記事検索」で提供するもので、48万件の記事が対象。質問内容を解析し、Wikipedia記事の検索結果から質問の回答候補となりうる表現を判定・表示するとともに、回答の確からしさを「自信度」としてパーセント表示する。
新サービス開発にあたって、新たに知識データベースを作成した。例えば、アイルトン・セナという記事を解析して「アイルトン・セナ」、「優勝回数」、「41」という表現から「アイルトン・セナの優勝回数は41回である」という知識を抽出し、データベースに蓄積しているという。この“知識”を利用して、「アイルトン・セナの優勝回数は?」という質問や「優勝回数が41回のF1ドライバーは?」といった質問に回答できるという。データベースに登録した“知識”は、現在390万件。今後、記事を追加するごとに知識も増えていく。
関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
最新記事
アイティメディアの提供サービス
キャリアアップ
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...
AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...
ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。