NetFrontのエンジンをベースに
ACCESS、ウィルコム端末にガジェットソリューションを提供
2008/07/03
モバイル向けWebブラウザの開発・提供などを行うACCESSは7月3日、携帯端末および情報家電向けウィジェットソリューション「NetFront Browser Widgets」をウィルコム向けに提供したことを明らかにした。ウィルコムガジェットに対応する初の端末は、7月18日に発売予定の「WILLCOM 9(WS018KE)」となる。
ウィルコムガジェットサービスを利用することでユーザーは、頻繁に訪れるWebサイトに簡単にアクセスしたり、Web上の最新情報を自動的に表示したりできる便利なツールを端末の画面上に自由に配置して利用できる。
NetFront Browser Widgetsは、同社のモバイル向けWebブラウザ「NetFront Browser」のエンジンをベースとし、オープンなWeb標準技術に基づいたウィジェットを実現する携帯端末および情報家電向けソリューション。Webと連動したウィジェットや、端末内の機能やアプリケーションと連動した多機能なウィジェットが作成できる。ACCESSは今回、ウィルコムに対して追加機能としてエイチアイ製の3D描画ソリューション「MascotCapsule」、「3DView package」を統合して提供しており、動的なガジェットが実現しているという。
同社は7月1日にNetFront Browser Widgetsのコミュニティサイトをベータ版として公開し、すでにウィジェットを無償で提供している。また、Windows Mobile 5.0および6.0向けのウィジェット実行環境(使用期限付き)を無償で提供している。今後は、ウィルコムガジェットにも対応していく予定という。
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