通常価格は80万円から、ストレージへの投資最適化に貢献

丸紅情報システムズ、ファイルサーバ分析サービスを無償提供

2008/07/08

 丸紅情報システムズは7月8日、「ファイルサーバ利用状況分析サービス」を無償提供するキャンペーンを、7月9日から9月30日まで実施すると発表した。複数のファイルサーバに保存されているファイルの種類、容量、利用状況などを調査して分析レポートを提供するほか、課題解決のためのコンサルティングを無償で提供する。キャンペーンの申し込み資格は、調査対象となるファイルサーバの合計実行容量が5TB以上の企業。

 調査はストレージ機器にソフトウェアをインストールすることなく行う。ファイル名や拡張子、サイズといったプロパティ情報のみを収集し、データの中身は一切取得しないため、ファイルサーバやネットワークに負荷をかけないという。調査にかかる時間は平均1〜2日で、調査開始の約2週間後には分析レポートを提出する。 

 このサービスは、ハードウェア、ソフトウェアの販売やコンサルティングを手掛けるデジベリーが有償で提供しているサービス「ファイルセンサス・アセスメントサービス」に、丸紅情報システムズのコンサルティングサービスを付加して提供するもの。「ファイルセンサス・アセスメントサービス」は通常、標準価格80万円から。日本国内では300社の利用実績があるという。

 丸紅情報システムズでは、「セキュリティ強化や省電力化のために、部門ごとに管理しているファイルサーバを統合化する動きが高まりつつある。こうした中、ストレージメーカーから新しいソリューションが続々と登場しているが、ファイルの利用状況や増加傾向を把握できる今回のキャンペーンは、ストレージへの投資最適化に大きく貢献できる。キャンペーンを通じて、顧客基盤の拡充につなげていきたい」とコメントしている。

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(@IT 内野宏信)

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