表示場所にマッチした広告を表示

Yahoo!地図APIでパートナー向け広告配信を開始、オーバーチュア

2008/07/15

 オンライン広告配信のオーバーチュアは7月15日、ヤフーと協力し、コンテンツ連動型広告「コンテンツマッチ」と「Yahoo!地図API」とを組み合わせた「パートナーサイト向け地図API」の提供を開始した。利用は無料。

 Yahoo!地図では、2007年4月から同様のシステムにより広告の掲載を開始していた。今回のAPI提供によりパートナーサイトへの配信を開始する。パートナーサイト向け地図APIは、あらかじめ住所情報に対してキーワードを設定しておくことにより、地図の表示地域と広告との高度なマッチングを実現しているという。地図情報が呼び出されると、その中心点の住所情報をもとに広告を取得し、地図と合わせて表示する。地図のスクロールに追従しており、画面の位置が変わるとそれに適した広告に切り替わる。

 Webサイトに同APIを使った地図を組み入れることで、サイト運営者は収益を得られる。APIを提供開始した15日にはシーサーが提供する無料ブログサービス「Seesaaブログ」で地図の利用が可能となった。

yahoo01.png SeesaaブログでYahoo!地図を貼り込むと、地図の下にテキスト広告が配信される。表示位置をスライドさせると、その場所にマッチした広告に切り替わる

(@IT 西村賢)

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