IT全般統制の運用状況を可視化

アシスト、MDITと内部統制評価支援ツールで協業

2008/09/01

 ビジネス分野向けパッケージ・ソフトウェアを提供するアシストは9月1日、三菱電機インフォメーションテクノロジー(以下、MDIT)と協業し、アシストの内部統制評価支援ツール「監査れポータル」と、MDITのログ管理ソリューション「LogAuditor」を連携させると発表した。

 監査れポータルは、システムのログを分析し、IT全般統制の運用状況を評価するモニタリングツール。LogAuditorはさまざまなシステムのログを一元管理する統合ログ管理ソリューションであり、両社の連携により、LogAuditorが保管している企業内のさまざまなシステム・ログをもとに、監査れポータルがIT全般統制の運用状況を可視化する。これにより、IT全般統制の運用状況を迅速に評価できるほか、企業システム全体の運用リスクを検知できるという。

 監査れポータルは480万円(25ユーザー、税別)、LogAuditorは1000万円(税別)から。両者を連携して導入する際も1480万円(税別)からとなる。

 アシストでは、「この連携ソリューションはすでに大手金融機関でも採用されている。今後は大手、中堅企業を対象に、MDITと協業して積極的にマーケティング活動を展開していく」とコメント。共同でセミナーも開催するという。

関連リンク

(@IT 内野宏信)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

米司法省がGoogleに「Chrome」売却要求 広告業界への影響は?
米司法省によるGoogleへのChrome売却要求は、リテールメディアネットワークに恩恵を与え...

トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...